センバツ優勝の健大高崎の下重賢慎投手(2年)が、県の連続奪三振記録9を塗り替える10者連続奪三振を記録。4回を投げ1安打11奪三振で、初戦を5回コールドで快勝した。

この日の最速は140キロながら、得意の沈むツーシームで空振りを奪った。10の三振のうち、空振りは9、見逃しは1。2回を終わり、ベンチで「全部、三振だぞ!」と声をかけられると下重は「少し意識したけど、三振じゃなくても0点でいけばいいという思いでした」と、冷静に三振を重ねた。4回10個目の三振を奪った後、自身の失策をきっかけに1失点。「自分のエラーで走者を出してしまった」と、勝利にも反省を忘れなかった。

下重の好投に打線も応え、ドラフト候補の箱山遥人捕手(3年)の3ラン本塁打を含む14安打18得点。青柳博文監督(52)は「10連続三振は見たことがなかった。テンポ良く投げてくれました。下重の成長は大きい。頼もしいです」と、目を細めた。

センバツは佐藤龍月投手(2年)、石垣元気投手(2年)の2枚看板で全国制覇を果たした。下重も加わり、強さを増した夏の健大高崎が、連覇へ好スタートを切った。