札幌日大が3年連続の決勝進出を決め、24年以来2年ぶりとなる夏の甲子園へ王手をかけた。背番号17の小森桜暉外野手(3年)が先制の口火を切る三塁打含む3安打1打点と気を吐き、勝利を呼び込んだ。駒大苫小牧は、川口奨真内野手(3年)の公式戦1号となる決勝弾で昨年王者の北海を下し、8年ぶりの決勝進出。07年以来19年ぶりの夏の甲子園へ、あと1勝に迫った。
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駒大苫小牧・川口がエスコンフィールドで、記念すべき高校初本塁打をかっ飛ばした。同点の6回1死、北海の好投手、先発森健成投手(2年)の147キロ直球をフルスイング。打球は大先輩の伊藤大海投手(28)も調整に使っている右翼ブルペンに吸い込まれた。「コンパクトに打てた。上がった瞬間入ったと思った。周りの歓声がすごくよく聞こえて、テンションが上がって、気持ちが良かった」。準々決勝に続いて2試合連続決勝打と、勝負強さを披露した。
23、25年はいずれも準決勝で北海に敗れており、先輩達のリベンジを果たした。エスコンフィールドでは初めての校歌斉唱。川口は「去年できなかった校歌を歌えて良かったと思いますが、まだゴールじゃない。次の試合に向けてしっかり準備したい。ここ数年、壁となっていた準決勝を勝つことができた。自信をつけて、自分たちらしい粘り強さやつなぎの野球ができたら」と決勝戦を見据えた。
和歌山から、佐々木孝介監督(39)が主将を務めた04年の初の日本一から全国連覇という圧倒的強さにあこがれ「僕はまだ生まれてなかったけど、魅力的だった」と、進学。その上で「決勝で負けたら意味がない。甲子園で自分たちが歴史をつくりたい」。まずは聖地への切符をつかみ、新たな伝説への一歩を、踏み出す。【永野高輔】

