札幌日大が3年連続の決勝進出を決め、24年以来2年ぶりとなる夏の甲子園へ王手をかけた。背番号17の小森桜暉外野手(3年)が先制の口火を切る三塁打含む3安打1打点と気を吐き、勝利を呼び込んだ。駒大苫小牧は、川口奨真内野手(3年)の公式戦1号となる決勝弾で昨年王者の北海を下し、8年ぶりの決勝進出。07年以来19年ぶりの夏の甲子園へ、あと1勝に迫った。

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札幌日大の“将軍”小森が打って走って決勝進出に貢献した。0-0の6回先頭で「森本監督から『この回だぞ』と言われて、自分のスイングをしようと思いました」。左中間への三塁打でチャンスメークすると、1死三塁、野川咲空(さく)外野手(3年)の投前バント安打で、先制の生還を果たした。6回1死三塁では、左前適時打で2点目をたたき出し、8回2死一塁では右前打を放ち二盗に成功。9番打者が3安打1打点1盗塁と暴れまくり、主役の座をつかんだ。

春季大会は背番号9を背負うも、最後の夏は17番。「悔しい気持ちはありましたが、背番号は関係ない。とにかく自分のプレーができたらと」。2、3回戦は出番なく、今夏初出場した12日の4回戦札幌新川戦は3打席無安打で途中交代となった。なかなか出番が増えない間は「しっかり室内で調整して試合に出たときの準備は続けてきた」。14日の北海学園札幌戦の最後の打席で右翼へ今夏初安打となる右翼への二塁打でスイッチオン。この日の3安打につなげた。

名前の「桜暉」は桜の開花シーズンの4月生まれに由来。「おうき」という響きは人気漫画「キングダム」に登場する百戦錬磨の「王騎」と同じで、友人には「将軍」と、呼ばれる。勇猛な響きに「とてもうれしいし、自分もチームを引っ張っていける存在になれたら」と、思い描いた。

恵庭市島松にある自宅は、日本ハム2軍新本拠地候補地から徒歩10分の距離。「そういう施設ができるのはうれしい。自分も1戦1戦、全力で取り組んで地元を盛り上げられたら」。まずはあと1つ勝ち、全国PRへの、きっかけをつかむ。【永野高輔】

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