<高校野球東東京大会:江戸川6-4荒川商>◇10日◇1回戦

 江戸川が8回に4安打集中で3点を挙げ、逆転で初戦突破した。8回表2死一塁から、1番荒川弘樹右翼手(3年)が右翼へ三塁打を放ち同点。続く2番板谷公尊二塁手(3年)の左中間三塁打で勝ち越した。板谷は二塁打が出ていればサイクル安打で、3安打2打点の活躍。「最後は抜けろ、と思っていました」と胸を張った。

 投げても3投手の継投で逃げ切った。芝浩晃監督(35)は「伊達先生と相談しながら、うまく継投できた」と語った。元阪神、日本ハムなどで投手としてプレーした伊達昌司助監督(35)は「胃の痛い試合。体に良くない」と苦笑いしていた。