<高校野球山梨大会:甲府南4-0甲府城西>◇21日◇準々決勝

 部員わずか17人、3年生は3人だけという甲府南が、Aシードの甲府城西を破って4強入りだ。1回に一挙3点を先制すると、5回にも1点を追加。守っては外野手登録の背番号「7」玉川杜大(もりひろ)投手(2年)が3安打完封の好投を見せた。部員数が少ないだけに、1人1人が内外野問わず複数のポジションをこなし、守備も補い合ってきた。本職は投手という玉川は「低めに集められた。出来過ぎです」と、自身初の完封勝利を喜んだ。