<高校野球滋賀大会:近江兄弟社6-3草津東>◇24日◇3回戦

 近江兄弟社の“完全試合男”が今夏初失点した。右腕・押谷鷹英(3年)は8回裏、4本の集中打を浴びて3点を許した。快挙達成から一夜明けて、7回2/3を6安打、1四球、3奪三振の3失点という内容を「昨日は奇跡に近いことをやったけど、ヒットは打たれるものですから。ただし、内容は全然だめでした」と振り返った。

 エースの途中交代を、森地道之監督は「押谷は6回ぐらいから、へばってましたねえ。まあウチは本来、継投のチーム。昨日は代える要素がたまたまなかっただけ。投手は5人いますんで」と全く気にとめていなかった。