<高校野球西東京大会:早大学院9-7工学院大付>◇24日◇4回戦

 早大学院が、4強の昨年に続いてベスト8に進出した。過去3試合とも3点以内の勝利だったチームが、2回までに4点を先行。予想外の展開に選手たちが浮足立ち、徐々に追い上げられた。9回には先発の小野央也投手(3年)がつかまりかけ、田中健吾投手(2年)がリリーフ。最後は2点差のヒヤヒヤ勝利だった。木田茂監督(54)は「点差が開いて雑になった。試合としては(100点満点で)10点ぐらい。これで膿が出たと思うしかない」と、敗軍の将のように厳しい言葉を並べた。