<アジアAAA選手権:日本34-0パキスタン>◇29日◇予選ラウンド◇横浜

 日本が18安打に12個のエラーを絡め34点を奪い、5回コールド勝ちした。1回に打者21人を送り16得点。2回にも10点を挙げた。4番横尾俊建内野手(3年=日大三)が左翼席に本塁打。5番畔上翔外野手(3年=日大三)、7番谷田成吾内野手(3年=慶応)にはランニング本塁打が飛び出すなど徐々に木製バットにも慣れてきた。

 守っては先発の釜田佳直(3年=金沢)が2回を1安打6奪三振。野田昇吾(3年=鹿児島実)原樹理(3年=東洋大姫路)も持ち味を発揮し無安打に抑えた。

 渡辺元智監督(横浜)は「相手のペースにはまらないよう、やれることをきちっとやろうと選手には言いました。まずまずのゲームではなかったですかね」と話した。明日30日は予選ラウンドB組の1位通過をかけて強敵の台湾と対戦する。