<高校野球南北海道大会・北照10-0倶知安農>◇1日◇小樽地区代表決定戦◇小樽桜ケ丘

 北照が2年ぶり3度目、夏の甲子園出場へ第1ステップをクリアした。初回、小林英太郎右翼手(3年)の先制適時打でペースを握ると2回に打者1巡11人で5安打に四球などを絡めて一挙に7点を入れた。先発した大串和弥投手(2年)が安定感抜群の投球、5回15打者に被安打1、5奪三振、無四球。投打に危なげのない試合運びを見せた。河上敬也監督(53)は「投手陣も仕上がってきている。南大会でもそこそこ、いいところにいける」と自信をのぞかせた。