<高校野球北北海道大会:旭川工4-2旭川東>◇15日◇1回戦◇帯広の森

 旭川工が旭川対決を制した。1回に相手失策や四球を絡めて3点を先取。5回にも犠飛で1点を追加した。投げては先発のエース左腕官野峻稀(3年)が9回5安打2失点(自責0)で完投し、接戦をものにした。佐藤桂一監督(55)は「(旭川東とは春季大会でも対戦し)接戦だったので、油断しないようにと思っていた。お互い我慢の厳しい試合だった」と振り返った。OBに星野伸之氏(元阪神)、西武武隈祥太投手など好左腕を数多く輩出し、夏4度の甲子園出場を誇る強豪校。今年も左腕エースを擁して、順調に2回戦へ駒を進めた。