<高校野球広島大会:広島国際学院4-1山陽◇21日◇3回戦◇コカ・コーラウエスト野球場

 最速147キロ右腕の広島国際学院・今井金太投手(3年)が2試合連続で完投した。9回に味方のまずい守備から1点を失ったが、山陽打線をねじ伏せた。「真っすぐが後半になってよくなってきた」。カットボールやシュートを覚えて、投球の幅を広げた。長延公平監督(44)は「エラーなどがあってもマウンドで我慢できるようになった」とエースの成長に目を細めていた。