<高校野球大阪大会:大阪桐蔭10-8履正社>◇29日◇決勝◇舞洲球場

 甲子園史上7校目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭が履正社を圧倒し、4年ぶりの出場を決めた。初回に1点を先制されたが、その裏に田端良基内野手(3年)の2ランなどで4点を挙げて逆転。4回には5点を追加して大量リードを奪った。8回に履正社の猛攻にあい、先発の藤浪晋太郎投手(3年)は8回途中8失点降板。2点差まで迫られたが、最後は沢田圭佑(同)が締め、全国制覇した08年以来の優勝を飾った。西谷浩一監督(42)は「大阪の代表として、夏の優勝旗も取りに行きたい」と力を込めた。