<全国高校野球選手権:龍谷大平安9-8旭川工>◇12日◇1回戦

 龍谷大平安(京都)が延長11回サヨナラ勝ちで旭川工(北北海道)を下し、同校の甲子園春夏連敗を3で止めた。初回に井沢凌一朗外野手(3年)の先頭打者アーチで先制も、旭川工に逆転を許した。6回に4番・高橋大樹外野手(3年)の適時打で追いついたが、7回に4点を勝ち越された。6-8の9回2死から有田浩之外野手(2年)の適時打で追いつき、延長11回1死満塁で嶋田侑人外野手(2年)が右越えのサヨナラ打。嶋田は「バットを振りきることを心がけた。抜けてくれ~と祈っていました」と声を弾ませた。