11年秋のドラフトには、10年に1度と称されたハンカチ世代を上回る実力派がめじろ押しだ。いち早く来秋のドラフト候補をチェックした。

 秋の日本一投手、日大三(東京)吉永健太朗投手(2年)は、182センチの長身から投げ下ろす最速147キロの直球が一番の魅力だ。今秋の明治神宮大会は3試合連続完投で初優勝を飾った。寮では憧れの日本ハム・ダルビッシュの著書を熟読。来春センバツへ「失点しない投手」が目標だ。