<高校野球南北海道大会>◇5日◇札幌地区代表決定戦

 札幌白石が札幌琴似工を11-1(5回コールド)で下し、南北海道大会進出を決めた。

 札幌白石の2年生で5番を任された塩田陵平右翼手が札幌琴似工戦で公式戦初本塁打を放つなど、5打点を挙げた。4-0の4回裏2死一、三塁で左翼場外へ3ラン、5回には左翼越えの2点二塁打でコールド勝ちを決めた。最初の2打席は一塁ゴロ、三振だったが「最初は相手投手の球をよく見ようとしました」と冷静に次につなげ、本塁打の第3打席は最初のストライクを迷わず振り抜いた。昨秋までは腰を痛めベンチ外、練習の補助が仕事だったが、代表決定戦でしっかり期待に応えた。