アストロズの先発ゲリット・コール投手が、1979年にJ・R・リチャード氏が記録した1シーズンの球団歴代最多奪三振数を塗り替えた。MLB公式サイトが伝えている。

コールは7回を投げて、2安打無失点、無四球、14三振をマーク。7回にこの日12個目の三振を奪って最多記録を更新すると、さらに2人を仕留め、今季316三振とした。

アストロズで1シーズン300奪三振を達成したのは、リチャード氏、マイク・スコット氏に続き、コールで3人目。メジャーで313三振に到達したのは、2002年のランディー・ジョンソン氏(334三振)以来の快挙で、ア・リーグの投手では1999年のペドロ・マルティネス氏(313三振)となる。

また、コールは先発8試合連続で10三振以上をマークしていて、クリス・セール投手(2015年、17年)、マルティネス氏(1999年)と並ぶメジャー記録。さらに、1920年以降、1シーズンに先発20試合で10三振を記録した史上4人目の選手となった。

アストロズでは、ジャスティン・バーランダー投手もレギュラーシーズン最後の先発となる28日に12三振を取れば、300奪三振達成となる。