メジャーリーグ機構(MLB)が、ナ・リーグとア・リーグに分かれている6地区を再編し、今季のシーズンを行うことを検討していると10日、USAトゥデー電子版が報じた。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期となっている中、複数のプランの1つとして議論されているという。

春のキャンプでアリゾナ州を拠点としている15球団とフロリダ州を拠点とする15球団に分け、2州で試合を開催。それぞれを3地区に分け、従来と同じように6地区で構成する。ウイルスの感染リスクを考慮し、試合は無観客で行う。

6日((日本時間7日)にESPNなど複数の米メディアが、全30球団によるアリゾナ州でのシーズン開催案を報道。早期開幕への可能性を見いだすプランだったが、試合を行う球場の不足、新たな感染リスクや各チームの経営面など、多くの課題が挙げられていた。

USAトゥデーによれば、2州での開催なら各チームがキャンプで拠点としている26球場で試合を行うことが可能。また、それぞれのチームがキャンプ地の拠点で練習やオープン戦を行い開幕へ準備を整えることができる。レイズ、マーリンズ、ダイヤモンドバックスの本拠地も利用できるメリットがある。2州の試合ともに指名打者(DH)制を採用。プレーオフも行い、2州の王者が争うワールドシリーズを11月下旬ごろに検討しているという。

政府や保健機関からの意見を待っている状態で、決定はしていないものの、シーズン開幕へ向けMLBの模索は続いている。