現役時代にドジャースなどで投手として活躍し、引退後はブレーブスなどの解説者を務めたドン・サットン氏が75歳で亡くなったことが分かった。息子のダロン・サットン氏によれば、18日夜、就寝中に亡くなったという。MLB公式サイトが伝えている。

1966年にドジャースでデビューしたサットン氏は、アストロズ、ブルワーズ、アスレチックス、エンゼルスでも投げ、23年間のメジャー生活で通算324勝を記録。16年を過ごしたドジャースではいずれも球団記録の233勝、2696奪三振を挙げた。

キャリア通算での先発登板数は球界3位の756試合、イニング数は7位の5282回1/3、奪三振数は3574でこちらも歴代7位。43歳で引退し、1998年に殿堂入りした。

ドジャースはサットン氏の死を悼む声明を発表。スタン・カステン社長は「偉大な野球選手にして偉大な解説者であり、何よりも素晴らしい人柄で知られた存在を失った」とし、家族に哀悼の意を示した。ブレーブスも声明で「親愛なるドン・サットンを失い、深い悲しみに暮れている。マウンドでは恐れられたドンだが、放送ブースでは非常に愛された。あれだけの成功を収めたにもかかわらず、寛大で謙虚な人柄は変わることがなかった」と述べた。

サットン氏は2002年に腎がんと診断され、左腎を摘出。翌年には肺の一部も摘出されたが、治療を続けながらも解説の仕事を務めた。19年の開幕時に左大腿骨を骨折してからは、報道の現場に戻ることはなかった。