米大リーグ機構は4日、レッズの救援左腕アミール・ギャレット投手に騒動を誘発したとして7試合の出場停止処分と罰金を科した。カブスのハビエル・バエス内野手にも罰金を科した。

ギャレットは1日のカブス戦で8回表途中からマウンドに上がったが、アンソニー・リゾ一塁手をスライダーで空振り三振に打ち取ると、胸をたたきながら雄たけびをあげた。挑発するようなこの行為にバエスがベンチを飛び越え猛抗議すると、ギャレットもバエスに近づくそぶりを見せ、両軍ベンチ総出の騒ぎとなった。殴り合いなどには至らず、退場者も出なかった。

レッズのデービッド・ベル監督は試合後「アミールは苦戦しており、自分に向かって気を吐いていた。彼は感情的になっていた。相手はそれを誤解したのだと思う」とコメントしていた。

ギャレットは異議申し立てを行っており、処分は保留となっている。(AP)