【アナハイム(米カリフォルニア州)28日(日本時間29日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(27)が今季初めて欠場した。前日のナイターで投打で勝利に貢献。デーゲームのこの日、先発から外れ、代打出場の機会もなかった。

開幕20試合目で初の休養日にマドン監督は「前日に打っていなかったら難しかったかもしれないが、3安打でより精神的にもリラックスできる」と理由を明かした。

大谷は欠場したが、チームは快勝。メジャー2年目の左腕デトマーズが今季初勝利を挙げ、ガーディアンズ4連戦4連勝とした。連勝は5まで伸ばし、18年以来4年ぶりの貯金6。地区首位を快走する。「このシリーズを通じて投手陣がよく投げた」とマドン監督。中でも新加入のテペラ、ブラッドリーの両右腕と左腕ループの中継ぎトリオが好調だ。この日も6回以降1イニングずつを無失点で抑え、守護神イグレシアスへつないだ。指揮官も「ここまで素晴らしい仕事をしてくれている」と評価する。

投手陣とともに打線も活発だ。チーム打率2割5分3厘、94打点、99得点に加え、出塁率3割3分3厘、長打率4割2分8厘、OPS(出塁率+長打率).761、166安打、14盗塁もリーグ1位。本塁打数はブルージェイズの26本に1本差で及ばないが、打撃部門でほぼトップを独占する。

今後は長いシーズンを見据え、この日の大谷のように、主力の定期的な休養などケガ予防のリスクマネジメントも求められる。18年は4月に貯金10としたが、開幕投手リチャーズが4月下旬に離脱。右肘を故障した大谷ら先発陣に故障者が続いた。昨年も春先は好調だったが主砲トラウトが長期離脱するなどし、夏場に失速した。5月11日まで続く20連戦も、ここからホワイトソックス、レッドソックスなどの強豪が控える。7年ぶりのプレーオフへ、勝負はまだ先にある。