カージナルスのアルバート・プホルス内野手(42)が、古巣ドジャース戦の3、4回に2打席連続本塁打を放ち、史上4人目の通算700本塁打を達成した。

「2番DH」でスタメン出場。1回は空振り三振に倒れたが、3回に通算699号、今季20号となる先制2ランを放って大台にリーチをかけた。42歳以上での20号到達は、07年ボンズ(ジャイアンツ=42歳)以来2人目だった。

そして続く4回2死一、二塁の第3打席。ビックフォードのスライダーを左翼席に運び、2打席連発で通算700号を達成した。700号はボンズ、アーロン、ルースに次いで史上4人目。

プホルスは99年ドラフト13巡目でカージナルス入団。01年にメジャーデビューし、1年目から37本塁打を放って新人王を獲得した。首位打者1回、本塁打王2回、打点王1回、MVP3回と活躍し、12年にエンゼルスに移籍。昨季途中にドジャースに移り、今季は古巣カ軍に戻っていた。今季限りでの引退を表明している。

◆MLB通算本塁打

(1)バリー・ボンズ762本

(2)ハンク・アーロン755本

(3)ベーブ・ルース714本

(4)アルバート・プホルス700本