アスレチックスが今季の開幕投手候補をトレードで放出し、阪神からポスティングシステムで移籍した藤浪晋太郎投手(28)の先発ローテ内の序列が上がった。

球団は26日(日本時間27日)、昨季9勝の先発左腕コール・アービン投手(28)らをマイナーの有望株内野手と交換でオリオールズに放出。地元紙のザ・マーキュリー・ニューズ電子版は「アービンはブラックバーン、フジナミと並ぶトップ先発投手の1人で、今季の開幕投手候補だった」と伝えている。このトレードで、藤浪がローテ上位や開幕投手をキャンプで争う可能性も出てきた。ア軍の開幕カードの相手は、大谷が所属するエンゼルス。

球団はこの日、公式サイトの登録選手一覧を更新し、藤浪の背番号が「11」となったことも公表。尊敬するパドレスのダルビッシュ有投手(36)が長年背負ってきた番号で「つけてみたかった」と希望を出しており、それが実現した。

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