メッツのエドウィン・ディアスと、ナショナルズのケイド・カバーリ両投手がけがで今季全休することが16日に発表された。

28歳のディアスは15日、プエルトリコ代表で出場していたWBCのドミニカ共和国戦で9回に登板。3者三振に仕留めチームを勝利に導いたが、直後に歓喜の輪の中で座り込み、右膝の負傷でMRI検査を受けると発表されていた。

その結果、膝蓋腱(しつがいけん)を断裂していることが発覚。GMによると、回復期間は未定だが、通常は約8カ月を要するという。オールスター2回選出の同投手は今オフ、救援投手として史上最高となる5年1億200万ドル(約138億円)でメッツと新契約を結んでいた。

また、ナショナルズのプロスペクトランキング4位でオープン戦の登板中に負傷したカバーリは、トミー・ジョン手術が必要となり、全休が決まった。(AP)