今季終了後にフリーエージェント(FA)となるエンゼルス大谷翔平投手(28)について、元ジャイアンツGMのボビー・エバンス氏が契約を予想した。

同氏は大谷が2017年オフにメジャーに移籍する際に、ジャイアンツGMとして獲得に動いた。ジャイアンツはファイナリスト4球団のうちの1つに残り、直接面談では当時のチームの顔であるバスター・ポージー捕手も同席させ、積極的に勧誘した経験がある。

26日付のNBCスポーツ電子版によると、同氏はジャイアンツの地元ベイエリアのラジオ番組に出演。もし大谷を獲得するとしたらどれくらいの契約を提示するかと問われ「チームの50%の年俸を与えることはできないだろうが、検討はしたかもしれない。彼は見ていて楽しい選手だし、本当に多才だから」と冗談交じりに話した。

大谷がFAになれば、MLB史上最高額の5億ドル(約675億円)を超えるだろうと予想されている。同氏はそれについて「彼が行きたいと思えるチームは3~4くらいあると思うし、その中で最も高額の提示をした球団に行くと思う」とし「どんな金額になっても、高すぎることはない。ポテンシャルが底知れないので、彼なら与えられた契約金以上のパフォーマンスをすると思う」と話した。