MLB公式サイトが、同じ年に好成績を残した2選手をピックアップ。今季はエンゼルスの大谷翔平選手とブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が「伝説に永久に残る2人」になりそうだと予想した。

同サイトはMLBの歴史を振り返り、甲乙つけがたいほど素晴らしい年を過ごした2選手を10組選出。今季はまだ終了していないが、「大谷翔平とアクーニャは歴史的なシーズンの真っ只中にいるといっても過言ではない」とし、この2選手が抜きん出た活躍をしているとの見解を示した。

同サイトは大谷について、13日の試合前のデータをもとに「史上最高のシーズンを送っているかもしれない。この二刀流のスーパースターはメジャー2位の40本塁打を放ち、wRC+(得点創出力の指標)ではトップの182を記録している。マウンドでは130回2/3を投げて165三振を奪い、防御率は3・17だ」と紹介。fWAR(勝利への貢献を示す総合指標)が8・1であることも示し、史上まれに見る活躍ぶりだと強調した。

また、アクーニャについても「野球史上、見たことがないほどのパワーとスピードを両立したシーズンを過ごしている。彼は8月までに20本塁打と50盗塁を記録した史上初の選手となった」とコメント。このペースならメジャー史上初のシーズン37本塁打、75盗塁もありうるとした。

なお、同サイトは大谷とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が躍動した昨季もピックアップ。大谷については2年連続での二刀流での活躍、ジャッジについてはア・リーグ新記録の62本塁打を放ってMVPを受賞したことなどをその根拠とした。また、大谷については「これが他の年であれば、満場一致でMVPに選出されただろう」ともつづった。

【動画】大谷翔平の特大41号に口あんぐり…アストロズファンの子どもがまさかの表情