エンゼルス大谷翔平投手(29)は今後どうなる-。レッズ戦のダブルヘッダー第1試合に「2番投手兼DH」で出場し、今季最短の1回1/3、わずか26球で交代。試合後の検査で、右肘の靱帯(じんたい)損傷が発覚した。今季の投手断念が決定。セカンドオピニオンなど踏まえた上で判断することとなるが、18年に続き再手術となれば、二刀流での復帰は25年までずれ込む可能性もある。

◆トミー・ジョン手術を複数回受けた主な投手 サイ・ヤング賞2度のデグロム(レンジャーズ)は10年に1度目、今年6月に2度目の手術を受けた。マシソン(巨人)は、WBCに出場した06年と08年に経験。今季11勝のイオバルディ(レンジャーズ)は高校時代の07年と16年。通算300セーブのイズリングハウゼン(カージナルスなど)、日米で活躍した大塚晶文(レンジャーズ)、通算85勝の館山昌平(ヤクルト)は3度受けている。