エンゼルスのノーラン・シャヌエル内野手(21)が、デビューからの連続出塁を27試合に伸ばし、メジャー歴代単独4位に浮上した。
シャヌエルは本拠地でのレンジャーズ戦に「1番一塁」で出場。初回の第1打席で、1ストライクから先発右腕グレイのチェンジアップを振り抜き、右翼線二塁打とした。これでデビューした8月18日のレイズ戦から27試合連続出塁。MLB公式サイトのサラ・ラングスさんによると、これは61年ディック・ハウザー(アスレチックス)と66年ジョージ・スコット(レッドソックス)の26試合を抜いて単独4位。1位は84年アルビン・デービス(マリナーズ)の47試合となっている。
シャヌエルは今年7月のドラフトでエンゼルスから1巡目(全体11位)指名を受け入団。マイナーでわずか22試合の出場後に昇格し、デビュー後は主に1番打者として打線をけん引。初出場から10試合連続安打を放って球団記録を更新し、連続出塁の記録も更新し続けている。この試合前までの成績は26試合で打率2割8分3厘、1本塁打、5打点、OPS・742。
◆デビュー戦からの連続出塁記録(1900年以降)
<1>1984年アルビン・デービス(マリナーズ)47試合
<2>1918年トラック・ハナ(ヤンキース)38試合
<3>1938年イーノス・スローター(カージナルス)29試合
<4>ノーラン・シャヌエル(エンゼルス)27試合