レッドソックスは1日(日本時間2日)、「ナックルボウラー」として活躍し、通算200勝(180敗)を挙げたティム・ウェイクフィールド氏が死去したと発表した。57歳だった。複数の米メディアによると、脳腫瘍のためとみられる。

ウェイクフィールド氏は88年、ドラフト8巡目でパイレーツへ入団。92年にメジャーデビューし、95年にレッドソックスへ移籍。同年、16勝を挙げて先発ローテーションに定着した。

04年、07年の世界一に貢献したほか、松坂大輔、岡島秀樹らの同僚としても知られた。

11年、44歳までプレーした後、現役を引退。その後は、レッドソックスの特別補佐、テレビ解説などを務めていた。