【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)=斎藤庸裕】エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手(29)が、ドジャース移籍を決断した。所属先の代理人事務所CAAの発表で契約額は10年7億ドル(約1015億円)。世界のスポーツ界全体で史上最大の契約額となった。

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WBCで世界一の次は、オリンピックで金メダルだ。大谷はドジャースと10年契約に合意したことで、33年まで在籍。5年後の28年には本拠地のロサンゼルスで五輪が開催される。国際オリンピック委員会(IOC)は10月、野球を2大会ぶりに正式競技に採用することを発表。また、世界野球ソフトボール連盟のフラッカリ会長は、米大リーグ側からトップ選手の参加を確約する文書を受け取ったことも明かした。

シーズンまっただ中の7月中旬に開催されるため、メジャーのスター選手による各国のドリームチームが実現するかは今後も話し合いが必要だが、フィリーズの主砲ハーパーは既に米国代表としてプレーしたい意向を示している。5年後に大谷は34歳となり、二刀流でシーズンを戦う上に五輪出場は体力的に厳しくなりそうだが、開催地がロサンゼルスなら調整しやすい利点がある。投打ではなく、打者専念でプレーする選択肢もある。いずれにしても、初のオリンピック出場なら再び、世界中から「OHTANI」が注目される。