アストロズの指名打者ヨルダン・アルバレス(27)が、今季メジャーで2人目のサイクル安打を達成した。1回に右前打を放つと、4回には右翼の3階席へ429フィート(約131メートル)という特大の20号ソロを運んだ。

6回2死三塁から出た三塁打は、意外な形だった。中堅左への大きな打球。最初は本塁打を確信したかのように、歩き出した。だが、フェンス直撃となりそうな打球をマリナーズの中堅手フリオ・ロドリゲスが1度はグラブの中に収めながらも、フェンスにぶつかった衝撃でボールをこぼした。ロドリゲスは右足首を痛め、左翼手が打球を処理する間にアルバレスは三塁を陥れた。ロドリゲスは退場した。

8回1死の第4打席、右翼線への二塁打で、アルバレス自身は初となるサイクル安打を達成した。立ったまま二塁塁上に到達する「スタンディングダブル」で、両手をたたくと右手の人さし指でベンチを指さした。敵地シアトルにもかかわらず、球場全体から温かい拍手を受けた。

MLBでサイクル安打は、6月30日のレンジャーズの新人ラングフォード以来、今季2人目。アストロズでは昨年8月のアルテューベ以来10人目。Tモバイルパークでは01年のテハダ以来、23年ぶり2人目となった。