ドジャース山本由伸投手(27)がポストシーズン(PS)の大舞台で、24年ぶりの2戦連続完投勝利を飾った。
先制点をもらった直後の1回は、先頭スプリンガーに二塁打。続くルーカスにも左安を許し、無死一、三塁とピンチを招いた。
一歩間違えば大量失点のピンチも、主砲ゲレロは代名詞の「ヨーヨーカーブ」で空振り三振。前日2ランのカークを一直、同じく2ランのバーショをカーブで見逃し三振に仕留めた。
2回は先頭クレメンテの飛球がマウンドの手前に上がると、内野手が見合って名手フリーマンが落球(記録は内野安打)。不運な形で出塁を許したが、バージャーをフルカウントから97マイル(約156キロ)のツーシームで見逃し三振、カイナーファレファを中飛、ヒメネスの痛烈な内野ゴロは、遊撃手ベッツが好守でアウトにした。
3回は先頭スプリンガーに死球を与え、ブ軍ファンから大ブーイング。ルーカスを97・1マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に仕留めたが、ゲレロに内角の直球を左翼フェンス直撃の単打で1死一、三塁とされた。
カークには低めのスライダーを中堅後方へ運ばれ失点。バーショーを一ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。
4回以降は、勢いに乗るブルージェイズ打線を寄せ付けず。8回まで93球、4安打1死球1失点8奪三振と好投すると、9回のマウンドにも登場。最後までマウンドを守り切り、PSの大舞台で2試合連続の完投勝利を飾った。
前回登板の14日(同15日)ブルワーズ戦では、9回1失点でメジャー初完投を達成。PSでの連続完投は、01年のカート・シリング(当時ダイヤモンドバックス)以来、24年ぶりとなった。
今季は30試合に登板して12勝8敗、防御率2・49。173回2/3で201奪三振、被打率1割8分3厘、WHIP(1イニングあたり何人の走者を許したかの数値)は0・99だった。
防御率が正式な投手成績として認められた1913年以降で、200奪三振以上、防御率2・50以下、被打率2割以下、WHIP1以下、被長打数35本以下は、68年のボブ・ギブソン以来2人目の快挙だった。



