6時間39分に及ぶ死闘は、延長18回、フレディ・フリーマン内野手(36)の中越えサヨナラ本塁打で幕を閉じた。ナインの顔には安堵(あんど)と喜びの笑顔があふれた。
ブルペンには、第2戦で完投勝利を挙げた山本由伸投手(27)が、試合途中から肩を作るために入り、準備を進めていた。結果的にフリーマンのサヨナラ弾で登板は“回避”。試合終了後はチームメートたちが真っ先に山本の元へ駆け寄り、何度も熱い抱擁を交わした。大谷翔平投手(31)や佐々木朗希投手(23)、通訳も加わった「日本人トリオ」で歓喜の輪を何度もつくった。
NHKで解説を務めた元オリックス、カージナルスの田口壮氏(56)は、17年にオリックスで2軍監督を務め、山本を間近で見ていた。「あれだけみんながハグしに行くのはなかなかないですよね。結果的に出場はしませんでしたが、その気持ちを買って出て行ったことをみんなが分かっている。本当に良いチームですよね。真のメジャーリーガーになったんだなと」と、成長に目を潤ませ感服した。



