今ワールドシリーズで2つの重要な誤審があったことを27日、審判らが認めた。

 第4戦の1回、フィリーズのロリンズが挟殺プレーから逃れて三塁へ戻り、ウェルキー塁審の判定はセーフ。だが、ビデオ映像で三塁手がタッチしているように見え、審判部のポート副部長は「彼はリプレーを見て間違いを認めた」と語った。

 もう1つは第3戦の7回、レイズのクロフォードの投前バント安打。一塁のハリオン塁審はセーフとしたが、映像ではモイヤーの身を投げ出しての送球の方が早かった。同塁審は「リプレーではアウトだった」と話した。

 いずれも後続の攻撃で走者が生還し、得点につながった。