昨年末に右手を骨折した日本ハム宮西尚生投手(30)が地元の兵庫・尼崎で再始動した。

 4日、母校の市尼崎で自主トレを公開。10月に左肘を手術し、12月に北海道にある自宅付近で足をすべらせて転倒した際に右手第5中手骨骨折を負った。右手には患部を固定する装具を付けながら、ランニングメニューやキャッチボールなどを行った。

 「(右手は)痛いですよ。振動を与えたらいけないので、7割くらいでしか走れないですけど、本数は走れる」と前向き。元旦からトレーニングを開始している。「日本一しかないですね」と、リハビリ中の左肘、右手の状態を見ながらシーズンへ向けてじっくりと仕上げていく。