リオデジャネイロ五輪女子レスリング代表の5選手がナゴヤドームに来場し、代表して53キロ級の吉田沙保里(33=フリー)が始球式を行った。

 ほかに48キロ級の登坂絵莉(22=東進住建)、63キロ級の川井梨紗子(21=志学館大)、69キロ級の土性沙羅(21=志学館大)、75キロ級の渡利璃穏(24=アイシンAW)がマウンドの後ろで見守った。58キロ級の伊調馨(32=ALSOK)は遠征中のため不参加。

 吉田は「プロ野球のファンにもレスリングを知ってもらって、応援してもらいたい。女子レスリング6人全員で金メダルを目指しがんばります。金メダルを取って、また始球式に呼んでいただきたい」と話した。過去にもナゴヤドームで始球式の経験があるが、投球がワンバウンドになり悔しそう。栄和人監督(55)から「学習能力がない!」と一喝された。