日本ハムOBでプロ野球歴代最高3085安打の記録を持つ張本勲氏(76)が、野手大谷に「あっぱれ」の称賛の言葉を送った。

 「レジェンドシリーズ2016」の一環で、試合前のファーストピッチに登場。打席に立った大谷の内角への投球は、ワンバウンドとなった。これには、張本氏も「(ファーストピッチは)4、5回やって1度も届いたことがない。元野球選手として情けない」と苦笑い。

 大谷にはかねて投手1本を推奨してきたが、今季はここまで20本塁打と打者でも奮闘中。「真ん中から左の方の打球が多いのは、典型的なホームランバッターの打球。誰が教えたかしらんけど、よくなっているね。投手1本でやってほしいけど迷うね」と悩ましげだった。