東日本大震災翌年の12年から開催している「がんばろう東北デー」に、歌手のファンキー加藤(37)が来場し、2年連続の始球式を務めた。

 背番号18のユニホーム姿でマウンドに上がると、元野球少年らしくストライク投球を決めた。「昨年の始球式はボールを置きにいって山なりのボールになり、悔しい思いをしたので、今年は多少荒れても思い切り投げようと思っていました。昨日、今日と練習をしたのですけど、本番が一番うまくいきましたね(笑)」と振り返った。

 続けて「僕自身、震災の時は福島で新幹線の中にいて、あの揺れの恐怖を実際に体験しました。それ以降、東北の地に思いをはせていたので、また、このような形で少しでもお力添えができてとても光栄です。東北の皆さんの笑顔をまた見に来ることができて本当によかったです」と東北への思いを口にした。

 試合後はフィールド上でミニライブを行う。