ソフトバンク工藤監督が球団に外国人補強を要望する考えがあることを明かした。李大浩のメジャー移籍により、今季は外国人の大砲不在で臨んだ。打線はつながりがあったが、不振時などに流れを変える1発が少なかった。「いてくれたら、相手投手の脅威になる。球団も考えてくれていると思うし、要望もすると思う」と話した。

 すでに球団側も獲得調査に本腰を入れる方針で、今季でロッテと2年契約が切れるアルフレド・デスパイネ外野手(30)を上位候補に挙げている。また韓国・NCダイノスのエリック・テイムズ外野手(29)ら複数選手をリストアップ。外国人が加入すれば、現有戦力でポジションを失う選手も出てくる。「選手も競争が激しくなるのは、理解していると思う。やらされる練習よりも、自分からつらい練習をやるのが、何より」。工藤監督は競争に打ち勝つ姿勢を求めた。