巨人から戦力外通告を受けた矢貫俊之投手(32)が、現役を引退することが6日、分かった。08年ドラフト3位で日本ハムに入団。13年には57試合に登板し、オールスターにも出場した。

 昨年6月に巨人にトレード移籍。今季は8試合の登板で、プロ通算は121試合で6勝8敗、防御率3・76だった。「たくさんの人に出会い、助けていただいた。特に家族、両親には感謝しかありません。8年間応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました」と感謝した。今後は未定だが、第2の人生に向け「この思いと情熱を持って、頑張っていきます」と決意を込めた。