中日の北谷キャンプで初めてシート打撃が行われ、ドラフト2位京田陽太内野手(22=日大)が「足攻」アピールに成功した。

 2打数2安打。第1打席は三ツ間から左中間へのテキサス打。2打席目は佐藤から三塁後方に落とし、一気に二塁を陥れた。その後、阿部の右前打で、際どいタイミングながら本塁を奪った。

 第1打席にも一塁から三塁への好走塁があり、自慢の足を存分に披露した。「持ち味を出せたのはよかった」と振り返った。森繁和監督(62)は「あいつには長打力とかじゃない。今の状態ならまずアピールするところは足。武器になる」と評価した。