ソフトバンクは今日1日にカブスから自由契約となった川崎宗則内野手(35)の入団発表を行うと発表した。3月31日、米国から帰国した川崎は「今回はこういうタイミングで帰ってきて(カブスから)リリースされたんですが、野球をやめるということはない。明日から就活したい」と明言しなかったが、古巣復帰は決定的となっていた。

 孫正義オーナー(59)も「まだ正式にはあれ(契約をしていない)ですが、期待したいと思います。情熱とすばらしいプレーを大いに期待していますし、ファンのみなさまも大いに期待して待っていると思います」と熱くエールを送った。

 球団は背番号52を空き番とし、毎年オフに復帰オファーを出してきた。今回も複数年契約を用意し基本合意したもようだ。チームではこの日、明石が腰痛でベンチから外れるなど、内野陣は手薄な状況。川崎は「明日楽しみにしていて下さい」と話していた。ファンに愛されるムネリンが6年ぶりに博多の街に帰ってくる。