日本ハム大谷翔平投手(22)が先発し、1回を1安打1失点で終えた。

 先頭の西武鈴木に対し、初球がこの日最速の157キロをマーク。鈴木、呉と2者連続三振に仕留めたが、続く山川に151キロ直球をバックスクリーンまで運ばれた。2つの四死球を挟み、最後は斉藤を中飛に打ち取り、今季実戦初登板を終えた。

 この日は朝から雨が降り、グラウンドコンディションも悪かったことから「天候もよくなかったので、持ってないなと思った」と苦笑いも浮かべたが、「それなりに投げられたので、まずまずだと思います。(1軍登板へ向けては)もっともっと段階を経て、自分で納得した投球でいけるように頑張っていきたいです」と話していた。

 スタンドにはレンジャーズのジョシュ・ボイドGM補佐のほか、アスレチックス、マリナーズ、レイズ、アストロズの関係者の姿があった。