ヤクルト・バレンティン外野手(33)が気を吐いた。

 4回1死、左中間フェンス直撃の三塁打を放った。二塁を回るところからスピードアップし、手をたたきながら三塁にすべり込んだ。

 三塁打は来日1年目の2011年以来6年ぶり2本目という、超レアもの安打。「信じられない。今は足の状態がいいので全力で臨んでいる」と話した。

 6回には3点差を追いつく11号3ラン本塁打を放った。外角の136キロ直球を右翼席に運んだ。「前の打者が状況をつくってくれた。外を張っていた。後ろに回すつもりだった」。これで故障から復帰後、2本目の本塁打。いよいよペースアップしてきた。