巨人が3試合連続で初回に先制した。

 1回、先頭の長野が中前打で出塁。山本がきっちり犠打を決めて、得点圏に走者を進めた。2死二塁から阿部慎之助内野手(38)が、右翼線へ適時二塁打を放ち、2戦連続のタイムリーで先手を奪った。村田、陽岱鋼が連続で四球を選び、2死満塁で中井大介内野手(27)が左翼線へ2点適時打。阪神の先発能見の立ち上がりを攻めて3点を先行した。

 阿部は「積極的に打ちにいきました。いいところに飛んでくれましたね」。中井は「チャンスだったので、昨日の1打席目と同じような気持ちで積極的に打ちにいきました。うまくバットに引っかかったという感じです」とコメントした。