ヤクルト杉浦稔大投手(25)と日本ハム屋宜照悟投手(28)の交換トレードが24日、両球団から発表された。

 ヤクルトへの移籍が決まった屋宜は、新天地での飛躍を誓った。12年ドラフト6位で入団後は中継ぎとして通算21試合に登板し、3勝0敗、防御率5・16。ただ、昨季と今季は1軍登板がなかっただけに「チームに貢献できるよう精いっぱい頑張ってきます」と、心機一転でチャンスをつかむ意気込みだ。

 栗山監督も「ヤギちゃんの状態がいいという報告はあったけど、なかなか安定して(1軍で)投げさせられなかった」と、新たな球団での活躍を願った。ヤクルトは故障者が続出し、投手陣も駒が不足している。トレードを機に、自分の居場所を確立させる。