広島が1点差で逃げ切って貯金を今季最多の26とした。先発野村が7回無失点の力投。援護したい打線は、8回に野村の代打西川の適時内野安打で先制し、菊池の適時打でもう1点。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り

 -野村が力投

 緒方監督 祐輔よかったね。今季抜群のコントロールだったね。今年一番よかったんじゃないかな。際どいところにいいボールを投げていたし。ナイスピッチングでしょう。

 -西川が決勝の適時打

 緒方監督 西川がよく打ってくれたよ、本当にね。相手ピッチャーもよかったからね。ワンチャンスだったし。祐輔に本当は投げさせたかったけどね。ずっといい投球が続いていたから。ここ何試合かね。勝ちに恵まれていないなかで、なんとか勝ちをつけてやりたいなと思っていた。そういう投球をしていた。

 -菊池の2点目も大きかった

 緒方監督 キクも打ってくれた。大きかったよ。

 -安部の好走塁もあった

 緒方監督 先の塁を狙う走塁というのは、走塁コーチが口を酸っぱくして言ってくれているからね。