楽天が巨人ルイス・クルーズ内野手(33)を金銭トレードで獲得することが26日、発表された。背番号は「67」。最近の主なシーズン途中のトレードは以下の通り。

 ◆2017年7月 ヤクルトの杉浦稔大投手と日本ハムの屋宜照悟投手の交換トレードが成立。中継ぎが手薄になったヤクルトと来季の先発陣を見据えた日本ハムとの思惑が一致した。

 ◆2017年7月 日本ハムのエドウィン・エスコバー投手とDeNA黒羽根利規捕手の交換トレードが成立。左腕と中継ぎ強化がカギだったDeNAに対し日本ハムは近藤、石川亮ら捕手の故障者が多く、強肩で守れる捕手を欲していた。

 ◆2016年4月 巨人大累進内野手(25)と日本ハム乾真大投手(27)とのトレードが合意に達した。中継ぎ左腕の強化を図る巨人と、若手野手を補強ポイントに挙げている日本ハムの思惑が合致した。

 ◆2016年7月 オリックスの右腕・近藤一樹投手とヤクルトの左腕・八木亮祐投手の交換トレードが成立。ともに投手陣に弱点を抱える最下位チーム同士で、補強の思惑が一致した。

 ◆2015年6月 巨人矢野謙次外野手と日本ハム矢貫俊之投手(31)の交換トレードが両球団で合意した。強打の右打ち外野手が補強ポイントだった日本ハムと、中継ぎ強化を図りたい巨人側との思惑が合致した。巨人須永英輝投手と日本ハム北篤外野手も、交換でそれぞれ移籍した。