巨人の“木曜日の呪い”が解けた。先発田口麗斗投手(21)が、7回3失点の粘投でゲームメーク。打線も1回に坂本勇人内野手(28)の11号先制ソロ、4回に阿部慎之助内野手(38)と陽岱鋼外野手(30)の適時打で4点をもぎ取った。

 高橋由伸監督(42)は「こういう試合を勝っていけると、少しずつ5割に近づけるかなというのはあります」と1点差での勝利を評価。1点差を逆転した4回の攻撃については「ランナーがいるところで阿部が、勝負強く打ってくれた。ああいった得点ができるとね。なかなか追いつけても逆転できなかった試合が多かった中で逆転できて良かったと思う」とベテランの一打に目を細めた。