プロアマ合同の日本野球協議会の侍ジャパン強化委員会は7月31日、都内で会見し、侍ジャパントップチームの監督に前日本ハムの稲葉篤紀氏(44)が就任することを発表した。。

 稲葉ジャパンを支える野球日本代表の投手コーチとして、元阪神の建山義紀氏(41)が有力候補に挙がっていることが7月31日、分かった。東海大仰星(大阪)時代、カブス上原と同期生だった建山氏は、98年ドラフト2位で日本ハムに入団。稲葉氏のチームメートとして、NPB通算35勝を挙げると、11年からは大リーグのレンジャーズでプレーした。日米球界を渡り歩いた国際経験もあり、日本ハム、レンジャーズでチームメートだったダルビッシュら後輩からも慕われる存在だ。14年の引退後は野球解説者などを務め、指導経験はないが、豊富な知識はチームの力になりそうだ。外野守備走塁コーチは、ロッテ清水雅治外野守備走塁コーチ(53)が有力候補に挙がる。ヘッドコーチ格は日本ハム金子誠打撃コーチ(41)の入閣が有力。コーチ人事について、稲葉監督は「五輪は選手の人数も、コーチの人数も限られている。コーチの人選を含めて、五輪の人数に合わせた方がいいのか、今は迷っている最中です」と説明した。