【セ・リーグ】
◆巨人畠が4勝目、阪神打線は沈黙 藤浪は5敗目
<巨人6-0阪神>◇27日◇東京ドーム
巨人は1回2死一、二塁と阪神藤浪を攻め立てたが、村田が凡退し無得点。先発畠は3回まで無安打無失点と最高の立ち上がり。
阪神は6回、チーム初安打となる北條の二塁打から2死一、三塁とするも無得点。藤浪は6回まで2安打2四球無失点と好投。
巨人は7回、亀井、小林、陽の適時打などで6得点。畠は7回1安打無失点の好投で4勝目を挙げた。阪神は打線が沈黙した。藤浪は5敗目。
◆中日小笠原、2カ月ぶり3勝目 広島は反撃及ばず
<広島5-6中日>◇27日◇マツダスタジアム
中日は1回、ゲレーロの適時打で先制し福田の13号2ランなどで3点を追加。広島も2回にエルドレッドの27号2ランで反撃する。
中日は4回、京田の適時三塁打と谷の犠飛で2点を加え突き放す。先発小笠原も3回以降は6回まで無失点投球。
広島は8回に丸の21号3ランで1点差に迫るが及ばず。先発岡田は5敗目を喫した。中日は連敗を2で止め、小笠原は約2カ月ぶりの3勝目、田島が28セーブ目を挙げた。
◆DeNA貯金7浜口は8勝目 ヤクルト山中は5敗目
<ヤクルト3-7DeNA>◇27日◇神宮
ヤクルト先発は山中、DeNAは浜口。DeNAは1回、相手の失策で先制。2回には桑原の適時二塁打で2点を追加した。
浜口は直球に角度があり、チェンジアップの落差も十分。6回まで無失点と好投した。打線は中盤、着実に加点し援護した。
3位のDeNAが逃げ切り今カードを勝ち越し。貯金を7とした。浜口は8勝目。4位巨人とのゲーム差は3・5で変わらず。ヤクルト山中は5敗目。
【パ・リーグ】
◆ソフトバンク和田3勝目、ロッテの連勝4でストップ
<ソフトバンク3-0ロッテ>◇27日◇ヤフオクドーム
ロッテは2回、先頭井口が左前安打も後続が凡退し無得点。ソフトバンクは3回1死一、三塁でスクイズを仕掛けるが失敗し無得点。
ソフトバンクは4回にデスパイネの左前適時打などで2点を先制。6回にもデスパイネの左前適時打で1点を追加した。
ソフトバンクが逃げ切り連敗を2でストップさせた。和田は3勝目、サファテが43セーブ目を挙げた。ロッテは打線がつながらず連勝は4でストップ。二木は7敗目を喫した。
◆日本ハムが4連勝 楽天5連敗、ここ12戦で11敗
<楽天2-5日本ハム>◇27日◇Koboパーク宮城
楽天は1回に内野ゴロの間に1点を先制。日本ハムは3回に大谷の同点犠飛と、中田、レアードの連続適時打で勝ち越した。
日本ハムは4回に横尾のプロ初本塁打、西川の適時打で2点を追加した。楽天先発・釜田は4回途中5失点で降板した。
日本ハムが4連勝。先発上沢は6回2/3を2失点で4勝目、白村が今季初セーブを挙げた。楽天は5連敗を喫し、ここ12戦で1勝11敗となった。先発釜田は3敗目。
◆オリックス小谷野が乱打戦V弾、黒木6勝 西武連敗
<西武9-10オリックス>◇27日◇メットライフドーム
西武は1回に山川の11号ソロなどで3点先制。同点とされた直後の2回に秋山の2点適時打で勝ち越し、3回にも1点を加えた。
オリックスは3点を追う6回に代打西野の適時打と吉田正の9号3ランで4点を奪い逆転。1点リードで終盤に入った。
オリックスは1点を勝ち越された直後の8回に代打小谷野の6号3ランで逆転。乱打戦を制し、2カードぶり勝ち越しを決めた。オリックス黒木6勝目、西武シュリッター3敗目。